猫のしっぽ踏んじゃった!猫ふんじゃった症候群とは?

猫ふんじゃった症候群って何?

みなさん猫ふんじゃった症候群はご存知でしょうか?ネーミングがややポップ過ぎると思うのですが、別名「仙尾部外傷」あるいは「しっぽ引っ張り外傷」とも呼ばれる猫にとってはとても深刻な病気なのです。

猫のしっぽ

本来猫のしっぽは細くて長いタイプが一般的でした。しかしさまざまな品種の猫同士を交配していくにつれて、いろんなタイプのしっぽをもつ猫が生まれたのです。猫の場合は短いしっぽが優性遺伝子になるので、交配によっては短いしっぽを持つ猫が生まれやすいです。またマンクスやクリルアイランド・ボブテイルなどの短尾種は突然変異でしっぽが短くなったようです。コロンとしたしっぽも可愛らしいですよね。

またしっぽの先が錠鍵のようにチョコンと曲がっている猫のしっぽを鍵しっぽと呼びますが、西洋では「幸運を引っかけてやってくる」と言われ、日本でも「宝箱の鍵束をひっかけてやってくる」と言われており、幸運を運んでくれる猫と大切にされていますね。

 

猫のしっぽの構造

猫のしっぽってフワフワしているので、揺れているとついつい触ってしまいがちですよね。猫のしっぽの骨は短いしっぽと長いしっぽで幅はありますが4個から24個と言われいます。しっぽはこのしっぽを支える尾椎(びつい)呼ばれる骨と筋肉から作られています。そしてしっぽの中には尾骨神経と呼ばれるものが詰まっており、この神経と骨と筋肉によってしっぽを滑らかに動かすことができるのです。

このように尻尾は急所であると同時に多くの神経が集まっており、その神経は下半身や脊髄、膀胱、肛門など排泄に関わる神経にもつながっているのです。ですからしっぽに強い衝撃やダメージがあると、下半身などのほかの部位にまで障害が出る可能性があるのです。

しっぽは寒い冬にはマフラー代わりにもなってとても便利なんだよ。気を付けてね。

猫ふんじゃった症候群の原因

しっぽに強いダメージを受けた時に猫ふんじゃった症候群になります。いくつかパターンをご紹介しますので参考にしてください。

しっぽを踏んだ

猫は野生時代に高い木の上に登り外敵から身を守っていました。ですから、正面や下方面や横方面にはとても警戒心が強いのですが、上方面に関しては無頓着なのです。ですから、まさか上からしっぽを踏まれるなど想定外というわけです。猫が警戒していない分、ヒトが兎に角踏まないように注意するしかありませんね。

さっき、そのネコのしっぽを間違えて思いっきり踏んでしまいました(*_*)こんなにしっかり踏んだのははじめてで、ふみ心地のいい固いスポンジかなにかこんなとこにあったっけ?と思った瞬間、「ギャ~~ッ!」という泣き声で私もびっくりしました。yohho!知恵袋から引用

 

猫のしっぽの先っぽを踏んでしまいました。猫はシャ~!って鳴いた後、にゃ~ってか弱い感じ鳴いていました。
そのあとしっぽ触らせてくれないし、しっぽに触れようとすると噛まれそうになります。yohoo!知恵袋から引用

やはりみなさんよく踏んでしまうようですね。ぜひ気を付けてあげてくださいね。

しっぽを引っ張った

小さな子供は悪気はないのですがしっぽを引っ張りがちです。しっぽは引っ張ってはいけないと繰り返し教えてあげましょう。

また外出する猫の場合は第三者がいたずらや虐待目的で引っ張ることがあります。

しっぽをドアに挟んだ

これも飼い主さんの不注意で起こりえるケースです。ドアストッパーなど利用して挟まないように工夫してみましょう。

けんかなどでしっぽを噛まれた

外でノラ犬や散歩中の犬に威嚇されしっぽを噛まれるケースがあります。また同居している犬とじゃれている時に噛まれてしまうことがあります。もし犬と猫が普段から仲が良くない場合は危険なのでできるだけ接触しないようにそれぞれに配慮が必要です。

尻もちをついた

本来猫は高いところから落下しても「立ち直り反射」により足から上手に着地ができます。しかし、いつも以上に高い場所や高すぎる場所から落下すると立ち直り反射ができずお尻から落下して強い衝撃を受けることがあります。猫を必要以上に高い場所に置いたり、放り投げたりしないようにしましょう

猫ふんじゃった症候群の症状と治療方法

  • しっぽを触ると痛がる
  • しっぽが動かない
  • しっぽが歪んでいる・曲がっている

強い衝撃を受けたあとにこれらの症状がみられたら、猫ふんじゃった症候群かもしれません。

しっぽを傷めることで排泄をつかさどる神経にもダメージがあると排泄のコントロールができなくなったり、後ろ足の動きに異変があった場合はすぐに動物病院を受診しましょう

治療方法は?

骨が折れている場合はギブスで処置します。神経にダメージがあり排泄のコントロールが難しい場合は膀胱カテーテルを使い膀胱に溜まった尿を定期的に出してあげたり、浣腸などで排便させてあげるなどします。また、ダメージがひどくしっぽが上げれない猫の場合は排泄の障害を軽減するためにしっぽを切断するケースもありますが、しっぽの感覚は7日から150日で回復するというデータもあるのですぐに切断するわけではありません。

このように、しっぽはとってもデリケートで繊細な部位なので、ダメージを与えてしまわないように気をつけましょう。

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