猫は本当に魚好き?生魚と焼き魚を与える時の注意点

猫は魚好きが好きって本当なの?

猫の好きな食べ物はなに?と聞かれて「魚」と答える人は多いのではないでしょうか。猫のおもちゃには魚の形をした物が多いですし、マンガに登場する猫は魚をくわえていたりしますよね。でも猫って本当に魚が好きなのでしょうか?

猫の食事の方法

私たち人間は食事をする時に、まず料理の見た目を楽しみますよね。彩り豊かに丁寧に盛り付けられ料理はとても美味しそうです。そして台所から漂うおいしそうな香り。香りだけで食欲をそそりますね。私たちは目と舌と鼻を使って食事を楽しんでいると言えます。

一方猫はカラフルな色覚を持ち合わせていませんから、見た目で料理を楽しむことはしません。ます鼻を使って食べ物のにおいを確認します。これは食べ物が「美味しいのか?」「口に合うか」をチェックするのではなく「これを食べて大丈夫だろうか?」「毒は入っていないかな?」と警戒しているのです。

匂いのチェックが済むと次は舌先でチェックします。これは猫が自然界で生き抜くために備わった防衛反応ですね。舌先で大丈夫たと判断できたら漸く食事が始まります。楽しいお食事タイムといった雰囲気ではないようですね。

猫の舌の構造

猫の舌って真ん中あたりがザラザラしていますよね。あの中央のザラザラ部分にはグルーミングする時に使ったり、食事がしやすいようについており、味細胞がありません。そのため猫は舌先と舌の根元部分、舌の両脇で味を感じるのですが人間と同じ味覚ではないと考えられています。腐ったものや、毒物を感じ取りやすいように「苦味」「酸味」「塩辛い」といった味は強く感じるようにできています。さらに研究を重ねた結果猫は「たんぱく質」に敏感だと言うことが判明したようです。

猫は肉食動物

猫は本来肉食動物です。なので当然魚も食べます。ただ魚の方が好きかと言われると疑問なのです。海外のキャットフードはほとんどが肉なので猫が魚好きと言うイメージは海に囲まれた日本独特のイメージのようです。日本は江戸時代まで基本的には猛獣を食べる事がなく、魚を主なたんぱく質としていました。人間に飼われていた猫は自然と魚を食べる機会が多くなり、その流れを引き継いで現在に至ると思われています。

イタリアの猫はパスタも食べるんだって!びっくりだよね。

猫に魚をあげても大丈夫?

猫に魚を与えるときは、注意が必要なのでぜひ参考にしてみてください。

青魚の不飽和脂肪酸に注意

かつお、サンマ、アジなどの青魚には不飽和脂肪酸が多く含まれており、ビタミンE不足の時に食べると体内の脂肪を酸化させてりまします。すると黄色脂肪症という病気の原因になります。黄色脂肪病とは皮下脂肪や内臓脂肪に炎症が起きる病気で痛がったり怒りっぽくなったりします。青魚は極力与えない方がよいでしょう

寄生虫がいるかも!

近年ではアジ、カツオ、ヒラメにアニサキスの寄生率が高くなっているよう販売を辞めるお魚屋さんも増えているようです。アニサキス症は人が感染しても激しい腹痛と嘔吐で苦しみますので猫に与える時には注意が必要です。

焼き魚は大丈夫?

人間用に調味料で味付けされていない、よく火が通った魚を少量与えるのは大丈夫です。小骨が口は喉を傷めたり、胃腸に負担がかかるので骨はすべて取り除いて与えてください。

まとめ

猫に魚を絶対に与えてはいけないわけではありません。ただ魚特有の栄養素を猫に与えたいのであれば、魚系のキャットフードを利用した方が手軽で安全です。

魚系のキャットフードは低カロリーでありながら消化吸収率が高く、効率よく良質なたんぱく質を摂取できます。

ただし、国産のキャットフードはペット大国のイギリスやアメリカなどの先進国と比較すると表記が曖昧です。平成19年に「ペットフード安全法」という法律ができましたが、その内容は鮮度や原材料の質まで問うものではなく、「原産国は販売用愛玩動物飼料の製造工程のうち、最終加工工程を完了した国を記載」と書かれています。これは「原産地:日本」と表記されていた場合最終過程が日本で行われていたとしても、製造は他国と言う可能性があります。

日本のフードがすべて怪しくて低品質というわけではありませんが、動物病院などではアメリカのAAFCOと呼ばれる安全基準機構の基準を満たしたフードを推奨しているので、愛猫のフードを選ぶひとつの基準にしてはいかがでしょうか。

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