猫カビってなに?人にも感染する皮膚糸状菌症の症状と対策

猫カビって言葉を聞いたことありますか?猫にカビがはえるの?それってどんな病気なのか気になりますよね。今回は猫カビについて調べました。

猫カビってなに?

猫カビとは?

猫カビの正式名称は皮膚真菌症の一種である皮膚糸状菌症を示しています。糸状菌症は真菌なのでつまりカビの一種ということで「猫カビ」と言われています。ほかに白癬(はくせん)と呼ばれることもあり、人間でいうとちょうど水虫に当たるものです。

皮膚糸状菌は人にうつるの?

皮膚糸状菌症は猛共通感染症なので人にも移ります。逆に人から猫に移る可能性もあります。例えば飼い主さんが水虫だと同じ空間で生活している猫に感染して糸状菌の症状が出るケースがあります。

人が発症するとリングワームっていう小さなドーナツ状の赤いデキモノができるよ

ヒトが真菌に感染した場合は速やかに人間の皮膚科を受診するようにしましょう。その際に「猫を飼っている」と伝えると診察がスムーズに行えるでしょう。

皮膚糸状菌の感染経路は?

すでに感染している猫や人と接触することで感染する場合が多いようです。しかし皮膚糸状菌は自然界に存在するものなので、どこでも感染すると言えるでしょう。なお真菌の保菌率は猫よりも人間のほうが高いと言われています。不特定多数の人と接触する銭湯やプールなどで真菌が付着したまま自宅に持ち込み、猫に感染するというケースもあります。ただし真菌を保有したからと言って必ず症状が出るとは限りません。免疫力が低下した時に発症します。真菌は1~7年ほど感染性を保持できると考えられているので、発症しないように注意する必要があります。

また感染している母猫から生まれた子猫は感染していることもあります。

ペットショップで購入した場合やブリーダーさんから購入した場合でも、すでにその繁殖施設や流通経路で感染している場合も多いようです。

猫カビの症状は?治療費ってどのくらい?

皮膚糸状菌症はどんな症状?

  • フケがでる
  • 円形脱毛やカサブタができる
  • 発疹ができる
  • 爪の変形や炎症

初期段階では白くてカサカサしたフケがでますが、気が付く飼い主さんは少ないようです。次第に耳や顔の被毛が薄い部分に小さな円形脱毛ができるのですが、この時点で発症したことに気が付き、素早く対処すると被害の拡大を抑えられます。次に円形脱毛周辺にカサブタができています。カサブタ部分は猫も気になるようで、その部分を足で掻いて毛やカサブタが飛び散ることによって他の猫や人に移るのです。小さくても円形脱毛ができていることが確認できたらすぐに動物病院を受診しましょう。

ひどくなると背中にぷつぷつの発疹ができて中には痒がる子もいます。菌が爪に及ぶと爪が変形したり炎症したりします。

梅雨時期は注意が必要

湿度と気温が上昇し始める梅雨時期はカビが繁殖しやすい環境になるので注意が必要です。また発汗による田オンの調節が苦手な猫は熱中症にもなりやすいと言われているので気をつけましょう

どんな子がなりやすいの?

免疫力が落ちている生後1年以内の小猫や、10歳以上のシニア猫、ペルシャ猫など長毛種は発症しやすいと言われています。生活環境のストレスや身体的に疲れている猫も発症する傾向にあります。

皮膚糸状菌症の治療方法は?

  • 抗真菌薬の内服薬
  • 軟膏やローション
  • 真菌用の薬用シャンプー
  • 重症の時には注射

患部の被毛を剃り、軟膏やローションを塗って、薬用のシャンプーで殺菌しますが一度では治らないので数回繰り返します。1か月ほど経過しても症状が良くならない場合は内服薬を処方されます。内服薬は老猫や体力が落ちている子には肝臓に負担が掛かるので慎重になる獣医さんが多いようです。

また一般的には内服薬を処方してから45日以上の経過観察が必要と言われていますので根気よく通院して様子を見ます。剃った部分の毛は生えてくるので安心してください。

気になる治療にかかる費用は?

診察料 500~1,000円
検査代 / 顕微鏡の場合 500~1,000円
検査代 / 培養の場合 1,000~2,000円
抗真菌薬 5,000~7,000円
薬浴 3,000~4,000円
軟膏 1本2~3週間分 1,000~3,000円

完治までに数カ月かかる場合は治療費もかさむ傾向にあります。通院しながら、猫がお気に入りの布団やタオルなどは消毒したり天日干しにして真菌の増殖を防ぎましょう。

また多頭飼いの場合は一匹感染していたら、別の猫にも感染しているケースが多いので別の猫ちゃん全員に真菌対策しなければ完全に除菌できないと思っていたほうが良いでしょう。

免疫力を高めることで急激に回復したり、発症を抑えることができるので、猫にとってストレスのない生活環境を作ってあげることが大事ですね。

まとめ
発症しないように、普段から抜け毛をこまめに掃除したり部屋の中を清潔に保つことが大事ですね。帰宅したら手を洗う、不特定多数の人とタオル・スリッパなどの共有を避けることで菌を持ち込まないようにしましょう。

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