猫は虫歯になるの?初心者でもできる歯周病予防と歯磨きのコツ

猫は歯磨きした方がいいのでしょうか?しないと虫歯になるのでしょうか?今回は猫のオーラルケアについて調べました。

猫の歯磨きは必要?しなくてもいい?

猫の歯って何本あるの?

猫の歯は生後2週間くらいから乳歯が生え始めてきて、生後1カ月ごろまでにはすべて永久歯に生え換わります。

人間の前歯にあたる小さな門歯と言い上下合計で12本。門歯は肉をちぎったり、毛をむしったりする時に使いますが殆ど使う事がないので抜けてしまう子もいます。

鋭い犬歯(いわるゆキバ)は上下2本ずつ合計4本。獲物にとどめを刺す時に使います。5年くらいたつとやや丸みを帯びてきます。

左右の臼歯(きゅうし)は合計14本。奥歯はギザギザに噛みあうようになっており、これをはさみ状咬合と言います。肉をひきさく時に使う歯で裂肉歯とも呼ばれます。歯は合計30本ありますが、中には乳歯が抜けきらないで残っている子もいるので30本より多いケースもあります。一度愛猫の歯の数を数えてみるのもいいかもしれませんね。

猫も虫歯になる?

30本もの歯をもつ猫ですが、実は今まで虫歯になった猫は一匹もいないのです。虫歯の原因となるミュータンス菌は酸性の環境でないと繁殖しないのですが、猫の口内はややアルカリ性なので虫歯菌が繁殖しずらいのです。

また猫は食べ物を噛む事がなく丸のみしてしまうので歯に汚れが付かず虫歯になりません。時々猫が頭を上下左右に振って物を食べる時がありますが、これは口の中で食べ物を飲み込める大きさに引き裂いている行動で、歯で噛み砕いているのではないようです。

その他に、尖った歯には虫歯菌が溜まらないことから虫歯にならないと考えられています。

歯周病に気をつけて

猫は虫歯にならないのですが、歯周病になる確率はとても高く、3歳以上の猫の8割は歯周病になっていると言われています。歯周病とは、歯と歯肉の境目には数ミリの溝(歯周ポケット)がありますが、ここに歯垢(プラーク)が溜まり、歯肉や歯周組織が炎症を起こしている状態をいいます。軟らかいウェットフードばかり食べている猫は歯垢が付きやすいため、歯周病になりやすいと言われています。

食べカスが歯垢となり、約1週間ほどで歯石になるといわれています。歯石を歯磨きで取り除くことは難しいので、食後など気がついた時に歯垢を取り除いてあげるのがよいでしょう

歯石除去は動物病院で処置してもらますが、猫の場合は麻酔なしでは処置が難しいため全身麻酔での処置になります。全身麻酔は猫に負担もかかりますし、医療費が高額になるケースもあります。

小まめに歯垢をとってあげることが大事ですね。

歯周病にならないために

歯周病予防で一番効果的なのは歯磨きですが、指にガーゼを巻きつけて汚れを拭うだけでも効果があります。

歯周病チェックしよう

定期的に歯周病になっていなかチェックしてみましょう。

◆口周りは汚れていない? 猫を正面から見て、唇の左右を比べてみましょう。どちらか一方がひどく変色していたり、よだれが垂れていたりしたら注意が必要です。

◆食べ方を見てみよう 猫がごはんを食べている時どんな風に口を動かしているか見てみましょう。左右均等に口を動かしているようなら問題ありません。片方だけで噛んでいるしぐさがある場合は口内が痛むのかもしれません。

◆歯茎の色は大丈夫? 健康的な歯茎は淡いピンク色をしています。歯と歯肉の境目が赤く変色している場合は炎症している可能性があります。

猫の歯磨きの方法

歯磨きが得意な猫ちゃんは少ないと思います。うまくできなくても焦らず少しずつステップを踏んで歯磨きすることに慣れてもらうとよいでしょう。嫌がった時はすぐに解放してストレスを与えないようにするのが大事ですね。

STEP.1
口を触ろう
まず口を触られることになれてもいましょう。

抱っこしている時など撫でながらさりげなく口元も撫でてみて抵抗がないようなら唇をどかして歯に触れてみましょう。歯茎も触れるようになったら次のステップへ。

STEP.2
指を口に入れてみよう
 指にすこし歯磨き粉をつけて歯をやさしくなでるように磨いてみましょう。

歯の裏側も磨けると尚よいですね。

STEP.3
綿棒で磨いてみよう

どんどん歯ブラシに近付いています。

指に抵抗がなくなったら綿棒でチャレンジしてみましょう。指の時と同じ要領で試してみましょう。綿棒は小さいので猫が暴れて誤飲や怪我をしないように、嫌がったら解放してあげましょう

STEP.4
歯ブラシで磨こう
 いよいよ歯ブラシです。乾いた歯ブラシは歯茎を傷めるので必ず濡らした歯ブラシを使用してください。歯周ポケットに45度の角度で当たるように小刻みに動かして磨いてください
注意
人間用の歯磨き粉にはキシリトールが配合されていますが、キシリトールは猫にとって害があるので必ず猫用の歯磨き粉を利用しましょう。猫が好むフレーバーのものが販売されているので猫も抵抗なく受け入れてくれます。

まとめ

ねこは虫歯になりませんが、歯周病になる確率が高いので気がついた時に歯垢を取ってあげてくださいね。歯磨き効果のあるおやつや、歯磨きシートなど歯周病予防のアイテムも多数あるので試してみてはいかがでしょうか。

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